官房長官枝野 妻子 避難 シンガポール

 官房長官枝野が妻子をシンガポールに避難させたという話がネット上に流れている。その信憑性についても事実だ、デタラメだと多数の書き込みがされている。

 この手の信憑性に疑いがある話に検討を加える場合事実なのかデタラメなのかは実のところ全く問題にはならない。この手の「誰かが何かした」で問われているのは、その「誰か」「何かしそうな人間なの」「何かしそうもない人間なのか」であって、その話の信憑性ではないのである。

 「官房長官枝野は妻子をシンガポールに避難させた」という話が問いかけるのは、その話を見た人が「枝野をどう判断する」のかということだ。日ごろテレビや新聞や雑誌で報道されている枝野から「避難させる」人間なのか「避難させない」人間なのかの判断をせまる、つまり枝野の人間性、人格、人間としての資質を問うているということになる。「枝野ならしてるにちがいない」「枝野ならしてもおかしくない」「枝野ならやりかねない」「五分五分だな」「枝野ならしないだろう」等の評価が重要点であって、話自体の信憑性は問題ではないのである。この評価は枝野個人にとどまらず彼の身近にいる菅直人、経済産業相海江田万里、防衛大臣北沢俊美(男女共用名前だが、じつはなんでもあり?)はもちろんのこと民主党にまで及び、それらの間の相互作用で枝野及びそれに係わるものたちの評価を固めていく。

 妻子の件はともかく、枝野が放射線恐怖症なのは「福島視察、完全装備、0.5マイクロシーベルト、全部で20分、車外5分」で明白ですな。記者会見では作文をとうとうと読み上げてはいるが、放射線をとんと理解してないから放射線神経症に陥っていると言うべきか。菅直人、仙谷由人、海江田万里などはほとんどパラノイアだが枝野も仲間入りをしつつあるような感じだ。

msn産経ニュース2011.4.18 「遅く来て、すぐ帰るのね」枝野長官来県で南相馬市民
ニコつい fnnニュース動画 車から降りたのは5分間 枝野氏20km圏内20分視察


ブログランキング・にほんブログ村へ    ブログ・ランキングに参加中。
スポンサーサイト

東電に告ぐ 汚染水処理に提案あり

 フランスの原子力大手のアレバ社が福島第一原発の放射性物質で汚染された水の処理施設を提供することで東電と合意しているが(福島原発 汚染水処理 仏アレバが提供)、放射性のヨウ素-131に限って言えばもっと簡単で安上がりな方法がある。ヨウ素ー131の半減期が8.06日と比較的短いことを利用して放射線のレベルが低下するのを待つという単純な方法だ。

 バケツに汚染水を入れて8日放置すると、ヨウ素-131は1/2になる。同様に32日放置すると1/16になる。56日放置すると1/128になる。72日では1/1024になり、92日で1/8192になる。要するにタンクを72個あるいは90個用意しておき、毎日汚染水を入れるタンクを変える。この様にして72日たつと72日前に汚染水を入れたタンクのヨウ素ー131は1/1024になっている。メガのオーダーだったものがキロのオーダーまで低下するということだ。今福島第一原発では巨大な器に毎日毎日新鮮な汚染水を追加している(様に思える)がこれではなかなかレベルが低下しない。長期戦は目に見えているのだから時間の経過を利用したほうが賢いというものだ。

 東京電力見ているか? 見ていたら参考にしていただきたい。


ブログランキング・にほんブログ村へ    ブログ・ランキングに参加中。

原発事故 費用負担 妥当性を問う

 3月11日に発生した大地震と大津波が原因となって発生した福島第一原発の事故により東京電力の株価が大きく下落した。震災前日(3月10日)の株価終値2153円に対して4月22日(金)終値404円である。震災前の約19%にまで株価が下落しているわけだが、福島第一原発の1-4号機の原子炉事故の事故処理や、放射性物質の漏洩に起因する損害の賠償が企業価値の低下を招くことを懸念したためだろう。事故の行方が不透明なこともあって、事故処理にせよ損害賠償にせよどこまで東電の負担が拡大するのかよく判らないのだから始末が悪い。経済産業相海江田万里は「損害賠償の一義的責任は東電にある」としていて、今回の原発事故に係わるもろもろの費用は、東電が破綻しない限り東電が負担すべきとしているため、この様な不透明感は当分の間続きそうである。

 ここからは別の可能性について考えてみたい。原子炉建屋が水素爆発で壊れた日(3月12日)に「今回の原子力発電所の事故を収束させるためのすべての費用を損害賠償を含めて原則国家負担とする。ただし廃炉の費用は国家負担に含めるが、原子炉を含む発電設備の毀損による損害については東京電力が自己勘定で損失処理を行う。」と声明を出していたらどうなっていたであろうか。声明を出した時点で、東京電力の損失はほとんど限定され、すでに営業運転開始後30年から40年経過し減価償却の進んでいる1-4号機をすべて損失として計上してもたかがしれているので、株価の下落も限定的でおそらく下げても1500円程度がせいぜいというところだったろう。

 東電の発行済み株式数は1,580,498千株であるから、株価2153円から404円への下落は時価総額にして約34,028億円から約6385億円へ約27,643億円減少したことになる。他方仮に下落が1500までであったとすると株価下落による損失は約10,321億円で、404円まで下落した場合に比べて約17,322億円少ないということになる。株価の下落は、株式を保有していた個人あるいは法人の資産の減少を意味するからこの約17,322億円少ないということには大きな意味がある。事故処理費用や損害賠償費用は東電が払おうが国家が払おうが額的には変化ないので、支出の増減はない。ではデメリットはないのだろうか。実は無いとは言えない。国家の支払い能力に疑義が生じその結果国債の価格が下落する可能性があるのだ。債権の下落は株の下落と同じで、資産の減少を意味するから無視できない。これは実行してみないと判らないのだが、2011年度の国家予算が約92兆円であることを考えると影響はほとんど無いのではなかろうか。

 こんなことを書くと「税金で払うなどけしからん」「東京電力が負担しないのはけしからん」などという意見が出てきそうだが、国家が負担する場合はご指摘のとおり全国民が負担することになる。なぜなら国家の収入は税金だからだ。東京電力が負担する場合は東京電力管内(群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県の富士川以東)の住民、法人が負担する。なぜなら東電の収入は電気料金だからだ。私は東京電力管内の住民、法人のみが負担するのは間違っていると考えている。

 東京電力が事故処理費用などを負担するとした場合、東電は費用の支払いが終わるまでおそらく10年程度は利益を計上することは無いだろう。なぜなら費用負担が重過ぎて利益どころではないからだ。反対に国家負担にした場合、東電は今年度は難しいだろうが、おそらく来年度からは利益を計上し法人税を納めることになるだろう。ちなみに東電の平成22年3月期の法人税等の合計額は約867億円である。東電の納税が意味するところは、東電は直接事故処理費用等を支払うのではなく、国家が負担した事故処理費用等を税金により弁済するということになる。さらに付け加えると、東電の支払う法人税等は東電管内の住民や法人の支払った電気料金に由来するから、結果的には東電管内の住民、法人が弁済しているということになる。

 東京電力は役職員の報酬給与のカットを行う方向らしい。しかしながら管理監督の立場にある経済産業大臣、経済産業省の職員の給与カットの話は聞かない。そもそも電力会社は許認可に縛られた会社で、監督官庁である経済産業省はもちろんのこと政府の関与も大きくその観点からも政府以下のの責任は免れない。管理監督の責任あるいは許認可責任というべきもので、電力会社と責任を分け合う立場にあることは明白である。そういう立場にあるにもかかわらず、政府からは責任をとるという姿勢は一向に感じられない。これは菅直人の国会答弁に見られる自己正当化そのままだ。この様な傾向は福島県についても同様で、そもそも原発を誘致した福島県にも誘致責任というべきものがあることはもちろんのこと、今まで経済的恩恵を受けてきたことを棚に上げて、福島県は被害者で東電が加害者だ、頭を下げろ賠償しろという態度には違和感を感じる。まるで菅直人そっくりだ。

 自己正当化政権の下では所詮国家の責任で原発事故処理を行うという発想は出てこない。悪いのは東電で、こっちは悪くないという立場を守るには、東電に責任を押し付け事故処理を丸投げする以外ないからだ。当然事故処理の費用を国家負担にするということにはならない。たとえ実質的な経済上の損害が低く抑えられる可能性が高くても、自らの責任を認めることになるからだ。


ブログランキング・にほんブログ村へ    ブログ・ランキングに参加中。

NEWSポストセブン セレクション

NEWSポストセブンから話題の情報をスペシャルセレクト。
記事の見出し
クリックで週刊ポスト、女性セブン、SAPIO等のダイジェスト版がオープン。


週刊ポスト2010年10月15日号 中国は自国の地図で「尖閣諸島は日本領土」と明記していた

週刊ポスト2010年10月8日号 櫻井よしこ氏 尖閣諸島巡る中国の姿勢は「卑劣極まりない」

週刊ポスト2011年1月28日号 櫻井よしこ氏 中国人留学生が反日工作員になる危険性指摘
SAPIO2011年5月4・11日号 櫻井よしこ氏 アメリカが中国と距離を置いた理由を語る

週刊ポスト2011年4月29日号 中国人避難者殺到で新潟に中国人専用避難所 ゴミ処理に苦労

SAPIO2011年1月6日号 菅内閣焦らなければロシア人は北方領土問題さえ知らなかった
週刊ポスト2011年4月15日号 ロシア紙「ロシアは北方領土を日本に返還すべき」コラム掲載

週刊ポスト2011年4月22日号 トモダチ作戦 アメリカは中・ロに存在感見せつけたかった
週刊ポスト2011年4月29日号 米放射能等対処専門部隊「CBIRF」 福島へは行っていない
SAPIO2011年5月4・11日号 被災地での米軍トモダチ作戦 志願兵わずか10分で枠埋まる

週刊ポスト2011年4月29日号 自衛隊員 震災当初の10万人投入はパフォーマンスと指摘

女性セブン2011年4月21日号 福島原発避難地区住民「原発なくすと3分の2が職を失う」
女性セブン2011年4月21日号 原発事故で避難生活の80代男性「私は東電を許します」
女性セブン2011年4月28日号 福島避難住民「俺たちは原発に食べさせてもらってる」と語る

女性セブン2011年5月5日号 福島県民同士でも放射能差別 友達になろうとしても逃げられる
女性セブン2011年5月5日号 「同じ風呂はいるのイヤ」と避難者受け入れ旅館でキャンセルも

女性セブン2011年5月5日号 石原都知事 会談にカメラを連れてきた蓮舫大臣を激しく非難

週刊ポスト2011年4月29日号 菅内閣が急いだコンピュータ監視法案の“本当に危険な箇所”

SAPIO2011年5月4・11日号 落合信彦氏「菅首相よ 一体何度日本を壊せば満足するのか」

SAPIO2011年5月4・11日号 大前研一氏が日立を辞めた理由に東電からの原発開発門前払い

SAPIO2011年2月9日・16日号 韓国人学生 日本人学生を「ありがたいくらい馬鹿」と評す


ブログランキング・にほんブログ村へ    ブログ・ランキングに参加中。

Putzmeister 70メートル級 コンクリートポンプ車

msn産経ニュースは『東京電力が米国の建設会社から購入した世界最大級のコンクリートポンプ車が11日、大型輸送機で成田空港に空輸された。』と報じている。このポンプ車はアームの長さが70メートルのもので、世界に5台しかないものという。加えて4月14日にも米国とドイツから70メートル級など2台が空輸され、東電が確保したコンクリートポンプ車は合計で9台となる。最後の手段としての石棺製作のための資材手配にまい進中というわけだ。と言いたいところだが、台数が多いことを考えると実際は使用済燃料貯蔵プールへの注水作業用の予備機として手配したのだろう。故障あるいは損傷の発生時の代替機というわけだ。70メートル級のものは原子炉建屋の上部から使用済燃料貯蔵プールの中までブームを差し入れて注水などを行うことを考えているのだろう。あるいは石棺以外の結構な規模の土木工事、建築工事の予定があるのかもしれない。

msn産経ニュース2011.4.11 16:31 最大級の大型ポンプ車空輸 東電、原発事故対策で購入

Putzmeister Americaのデータによると、全長21.45メートル、全幅2.5メートル、全高3.97メートル、重量79,802kgという巨大なもので、回転半径15.43メートルという代物だ。果たして原発の建屋近くまで無事にたどりつけるのだろうか。

Putzmeister 米国 70メートル級のブームポンプ


ブログランキング・にほんブログ村へ    ブログ・ランキングに参加中。
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

03月 | 2011年04月 | 05月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


RSSリンクの表示
リンク
カウンター
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック