9・11テロとウサマ・ビンラディンの死

 2012年6月28日付の日本経済新聞の「私の履歴書」に、2001年のニューヨークの世界貿易センタービルに対するテロが行われた日の回想が記されていた。書いているのは慶応大学名誉教授で物理学者の米沢富美子(よねざわふみこ)さんである。

 米沢さんは1976年の米国建国200年記念祭の花火を、世界貿易センタービルのなかの夫君が勤務していたオフィスから、眺めたという。そのうえで世界貿易センタービルの倒壊を「20世紀の思い出が21世紀の初頭に崩壊していく。」と記している。


 私はこの事件と「21世紀の最初の年」を結びつけて考えたことはこれまでなかった。というよりも21世紀とか20世紀とかという意識自体が希薄で、2000年も、2001年も、2002年もみな同じ一年という感覚しかないというのが正直なところだ。

 そういう調子だから、21世紀の最初の年の大事件などと指摘されると、驚いてしまう。

 9・11テロをそういう視点で見ると、このテロは21世紀の最初の年に実行されるべきものとして計画されたものだろうと確信できる。


 9・11テロを実行したアルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンは2011年5月2日(米国時間では5月1日)にパキスタンのアボッターバード(イスラマバードの北東約60キロメートル)の邸宅で米軍の特殊部隊の急襲を受け殺害された。

 つまり9・11テロから10年目の年である。米国が2011年の9月11日までにウサマ・ビンラディンを何とか捕捉しようと考えていたとしても驚かない。3年、5年、10年等という節目の感覚はよく理解できる。おそらく3年以内に何とかするというような形で始まったものが、結果的に10年を要したということなのだろうが、この10年目という数字には運命的なものを感じる。


 米沢富美子さんの私の履歴書を読んでいると、頭のいい人、天才的な人、あるいは傑出した人というのはこういうものなのかとつくづく思ってしまう。自分の人生を自分の思うがままにしてしまうことができる人がいるんだなと実感してしまう。この履歴書のなかに研究者としての人生の計画の話が出てくるのだが、そういう計画を立て、それをそのまま実行してしまうのだからすごいとしか言いようがない。米沢富美子さんと違って、私の頭では100年の節目である1世紀は把握できない。つまり自力では9・11テロを21世紀と関係づけることができない。100年はおろか、30年の節目でもかなりあやしい。10年ぐらいなら一つの区切りとして把握できるかという程度である。頭の出来の良い人の感覚とは大きなギャップを感じてしまう。そう考えると、おそらく21世紀を念頭に置いてテロを計画したウサマ・ビンラディンという人物も凡百の人物ではなかったのだろうという気がする。


 私の頭のなかで、米沢富美子さんは「パニオン立ちの米沢富美子」と分類される。私の頭の構造だとこういう分類になる。

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kakaku.com 価格.com

 この記事は、前回の記事である「ASUS P8H77 シリーズ Windows Vista サポートしない」と関連した記事である。表題が「kakaku.com 価格.com」となっているのは、この記事の主役が価格.comだからである。

 前回の記事で、ASUSのマザーボードP8H77-M PROのスペックに「*6: Due to Intel® chipset limitation, P8Z77, P8H77 and P8B75 series motherboards do not support Windows® Vista operating system.」と記されていると書いたが、それに関連して別の事実に気づいたのでまとめておくことにした。


 価格.comの「P8H77-M PRO 価格比較」ページを開くと「メーカー仕様表」というリンクが張られている。それをクリックするとhttp://www.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M_PRO/#specificationsというURLへ飛び込む。これはASUSの「Global/English」サイトで、当然英語で表記されている。ASUSには「Japan/日本語」サイトもあり、一部は日本語で一部は英語で表記されている。『なぜ「Japan/日本語」サイトではなく、「Global/English」サイトへリンクが張られているのだろうか?』という疑問が、当然、生じる。ASUSの「Japan/日本語」サイトでP8H77-M PROのページをアクセスしてみると、P8H77-M PROのページはあるのだが、中身がブランクなのである。それだから価格.comは「Global/English」サイトの該当製品のページをリンクしているということなのだろうか?


 ということで、P8H77-M PROではなく、「P8H77-M」を調べてみた。

 価格.comのP8H77-Mのメーカー仕様表のリンク先はhttp://www.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M/#specificationsとなっている。P8H77-M PROの場合と同様でASUSの「Global/English」サイトであった。

スペックの「Note」部分の最後の三項目は、

*5-1: Supports ASUS USB 3.0 Boost UASP Mode.
*5-2: The USB 3.0 ports only support Windows® 7 or later versions.
*6: Due to Intel® chipset limitation, P8Z77, P8H77 and P8B75 series motherboards do not support Windows® Vista operating system.

となっていて、P8H77-M PROの場合と同じである。

 ではASUSの「Japan/日本語」サイトの仕様表はどうなっているのだろうか。この場合の仕様表のURLはhttp://www.asus.co.jp/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M/#specificationsである。

スペックの「その他」部分(ASUSの「Global/English」サイトの仕様表の「Note」に相当する部分)の最後の三項目は、

*4: Use a chassis with HD audio module in the front panel to support an 8-channel audio output
*5-1: Supports ASUS USB 3.0 Boost UASP Mode.
*5-2: The USB 3.0 ports only support Windows® 7 or later versions.

となっていて、「*6: Due to Intel® chipset limitation, P8Z77, P8H77 and P8B75 series motherboards do not support Windows® Vista operating system.」はない。


 ではということで、「P8H77-M LE」を調べてみた。

  価格.comのメーカー仕様表のリンク先はhttp://www.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M_LE/#specificationsでASUSの「Global/English」サイトである。

このページはブランクとなっていて情報はない。このままでは仕方ないのでuk.asus.comの仕様表を調べてみた。

 この場合の仕様表のURLはhttp://uk.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M_LE/#specificationsである。

スペックのNote部分の最後の三項目は、

*1: LucidLogix Virtu MVP supports Windows 7 operating systems.
*2: Due to Intel® chipset limitation, P8Z77, P8H77 and P8B75 series motherboards do not support Windows® Vista operating system.
*3: Supports on Intel® Core™ processor family with Windows 7 operating systems.

となっていた。

 ASUSの「Japan/日本語」サイトの仕様表のURLはhttp://www.asus.co.jp/Motherboards/Intel_Socket_1155/P8H77M_LE/#specificationsである。

スペックの「その他」部分は一項目のみで、

*1: LucidLogix Virtu MVP supports Windows 7 operating systems.

となっていて、uk.asus.comサイトには存在する、「*2」と「*3」が欠けている。



 ここまで見た限りではあるが、ASUSの「Japan/日本語」サイトは情報量においてASUSの「Global/English」サイトや、「United Kingdom/English」サイトに見劣りするようである。



 さて前置きはここまでにして、本題に入ることにする。

 普段からいろいろな商品の情報を取得するのに価格.comを利用している。PCパーツについても同様である。ちょくちょく利用してはいても、正直なところ、価格.comを尊敬すべき会社とは思っていなかった。しかしながら、これからはこの会社に対する見方を考え直す必要があると思っている。

 前置きで書いてきた情報を勘案すると、価格.comはASUSの「Japan/日本語」サイトの情報量の不足を把握し、価格.comサイトの利用者に正確な情報を提供するという意図から、前記のマザーボードの「メーカー製品情報ページ」と「メーカー仕様表」をわざわざASUSの「Global/English」サイトという英語表記のサイトへリンクしていると推測するのが妥当だろう。

 どのようにして、価格.comサイトに掲載する情報を選択しているのか想像もつかないが、東証1部上場企業ともなるとすごいものだなと感心してしまう。情報提供企業としては当たり前のことなのかもしれないが、サイト利用者により多くの情報を提供しようとする姿勢、あるいは利用者をミスリードしないようにする姿勢には感心する。(利用者からクレームがつくのを避けるためかもしれないが、仮に動機はそうであったとしても、結果的に利用者にとってより有用な情報を提供しているわけだから文句をつける筋合いはない。)

 とくに注目に値するのは、「P8H77-M LE」の価格.comのメーカー仕様表のリンク先のGlobal/Englishサイトがブランクになっていることである。Japan/日本語サイトにはP8H77-M LEの中身があるページがあるにもかかわらず、中身がブランクのGlobal/Englishサイトにリンクを張っているのは、おそらく価格.comの社内基準などから、情報量の不足のあるサイトへ誘導するよりはブランクのサイトへリンクすべきという判断なのだろう。ここら辺りは、本当にすごいと感心する。誰でも「なぜこんな風になっているのだろうか?」と疑問にもつだろうし、そのうちの何人かはあちこちをつつき回し、最後にはその理由に行き当たることにもなる。「一種の消費者教育を意図しているのでは?」とも考えられる。買い被りかという気がしないでもないが、どうだろうか。



ASUS P8H77 シリーズ Windows Vista サポートしない

 Intelの新しいチップセットを使用したマザーボードを調べていたら、ASUSのマザーボードP8H77-M PROのSpecificationsに、P8Z77,P8H77,P8B75 seriesのマザーボードがWindows Vistaをサポートしないということが記されていた。

 URLはここである。スペックの表の一番下に"*6: Due to Intel® chipset limitation, P8Z77, P8H77 and P8B75 series motherboards do not support Windows® Vista operating system."と記されている。


 「本当ですか?」ということでGigabyteのGA-H77M-D3Hのスペックをあたってみたら、"1.Support for Microsoft® Windows 7/XP"となっていた。


 「冗談でしょう!」ということでASRockのH77 Pro4-Mのスペックをあたってみたら、OSとして" Microsoft® Windows® 7 / 7 64-bit / Vista™ / Vista™ 64-bit / XP / XP 64-bit compliant"となっていた。


 「どうなってるの?」ということでMSIのH77MA-G43をあたってみたところ、OSについての記載は見当たらなかった。「それはないでしょ」ということでDownloadの項でDriverをあたってみると、Vista 32と64の選択肢があり、中を見てみるとそれなりにDriverが用意されているのだが、Windows 7用に提供されているDriverの中のいくつかが欠けているようである。Intel USB3.0 Driver 、Intel Smart Connect Technology Driver はWin7 64とWin7 32用しか用意されていない。ということでMSIの場合は部分的にWin Vistaをサポートということのようである。


 念のためにASRockのDriver Downloadをあたってみたところ、MSIの場合と同様にVista用のDriverには欠けているものがある。Vistaについては部分的にサポートということだろう。

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