軽自動車の優遇税制は非関税障壁か?

 TPP関係で、軽自動車の優遇税制は非関税障壁だと米国政府が主張しているようだ。自動車の規格や認証制度、環境規制についても同様の問題提起をしているが、ここでは軽自動車の優遇税制について話を進める。

 軽自動車の規格は1949年(昭和24年)に制定された。内容は変化したが、世界第3位の経済大国となった、現在に至っても未だに存在している。排気量660CC、長さ3.4メートル以内、幅1.48メートル以内という規格だ。この規格自体は何の問題もない。この規格を満たした車=軽自動車には特別な税制=優遇税制が適用される。この優遇税制が非関税障壁だという指摘だ。軽自動車には自動車税はない。代わりに軽自動車税がある。この軽自動車税が格段に安いのだ。軽乗用車の自家用車は年額7200円だ。対して1000CC以下の乗用車の自家用車の自動車税は年額29500円だ。軽自動車の優遇措置の一例だ。

 2013年1~6月期の登録車販売台数は164万1032台、軽自動車のそれは107万616台であった。軽自動車の割合は約39.4%である。優遇税制を受ける車の販売台数が39.4%であったということだ。軽自動車の優遇税制が非関税障壁かどうかは微妙だが、軽自動車の優遇税制が不適当なのは間違いない。軽自動車税は廃止し、自動車税に一本化すべきだ。消費税の増税も必要だが、軽自動車税の廃止はより重要だ。自動車税は都道府県が課税し、軽自動車税は市区町村が課税する。つまり課税徴収の業務が全く違うのだ。軽自動車税の税額の決定権も市区町村にある。自動車税に一本化してしまえば、このような二系列の課税業務は一本化できるというメリットもある。自動車税に一本化した場合の税額は、1000CC以下の場合と同じということでよい。

 事の成り行きで、ややこしい状態になっているわけだが、利権にしがみついている者が多いので一向に改善しない。「日本人=改善得意」なんていうのは幻想だ。中国がデタラメだとか見聞きするが、日本も別の意味でデタラメだ。登録車のナンバープレートは陸運局、軽自動車の場合は軽自動車協会が出している。なぜこんなことになっているのかは言う必要もないだろう。

 軽自動車の優遇措置については、米国は交渉に圧力をかける材料としか考えていないだろう。万が一読みが外れて廃止とかということになったら、それこそ腰を抜かすだろう。米国にとっては、軽自動車がらみのデタラメ全てがそのまま存在してくれたほうが有利であって、廃止されては困るからだ。非効率な行政で愚図愚図やっているのは大歓迎というわけだ。

 米国の自動車メーカーにとっても、軽自動車の優遇は大歓迎なのだ。軽自動車の優遇がある限り、日本のメーカーは、日本国内では軽自動車対登録車という構図の中で、無益な競争を強いられ体力を消耗する。日本全体から見ると、自動車の開発投資が軽自動車と登録車の二正面作戦になっていて、極めて効率が悪い。軽自動車をベースに、開発途上国向けの車を作る。そのような話もあるが、それが通用する時代は過ぎ去ろうとしている。プラットフォームを統一して、開発コストを下げ、製造コストを下げるという時代に、軽自動車を造り続けるのは愚行だ。軽自動車が世界で通用するなら話は別だが、現実はそうではない。輸出実績がほとんどないことがそれを証明している。こういう状態が継続することを、米国メーカーは望んでいる。彼らは自動車の販売先として日本を見ていない。目を向けているのは、中国や東南アジア諸国だ。日本の自動車メーカーが、無益な消耗戦をしている間に、持てる資源をフルに投入して、市場を切り開く作戦だ。

 富士重工は、軽自動車の生産から手を引き、不毛な国内市場に見切りをつけた。その結果はご存知のとおりの業績の急拡大だ。スズキやダイハツにとってはきついだろう。しかしながら、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱は大歓迎だろう。そして、ひょっとすると一番それを歓迎することになるのは、スズキとダイハツなのかもしれない。彼らとて、軽自動車で海外で戦うことは難しいと知っている。しかしながら、軽自動車と世界で通用する自動車の両面作戦を展開する体力がない。いわば自縄自縛に陥っているわけだが、軽自動車の優遇がなくなれば、世界に通用する規格の自動車の開発に舵を切ることも可能かもしれないからだ。

 半世紀以上前の戦後の混乱期に始まった規格をいまだに引きずっている国。世界第三位の経済大国にして、発展途上国でも通用しない車の販売台数が39%という意味不明な日本。まさにガラパゴスでお花畑な国。


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F2A85X-UP4 + A10-5800

 2013年の5月初めから、GIGABYTEのF2A85X-UP4とAMD A10-5800K APUを組み合わせたPCを使ってきた。このPCについて、消費電力などを調べてみた。


<ハードウェア構成 >
==========
CPU     AMD A10-5800K
マザーボード  GIGABYTE GA-F2A85X-UP4(BIOS F4)
メモリー    2x4GB DDR3 1600MHz(1.500V)
HDD     WDC WD EZEX-00RKKA0 SATA
ATAPI   PIONEER DVD-RW DVR219L SATA
パワーサプライ Rosewill CAPSTONE-450(80PLUS Gold)
ディスプレー  (1xDVI 1680x1050+1xVGA 1680x1050)または、
        1xDVI 1680x1050
PS/2 Keyboard
USB接続マウス
Windows 7 64ビット
==========


(1)ダブルディスプレー構成で、CPU電圧マイナス0.05000ボルト設定の場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

CPU Vcore   Auto ----> Normal
Dynamic Vcore(DVID)   Auto ----> -0.05000V
Serial Port A   E ----> D
Soft-off by Power Button   ----> Delay 4 Sec.
Power On By Keyboard   D ----> Any key

注)EはEnabled、DはDisabledの略。以下同様。
==========

>Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)
 7.3、7.4、6.8、6.8、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

>消費電力
 アイドル状態  31ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  33ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  101~104ワット
 Prime 95 FFT実行状態  102~104ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  40~42ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  40~42ワット

注)消費電力はPC本体のものでディスプレーは含まない。計測にはサンワサプライのワットチェッカーPlusを使用した。以下同様。
====================

(2)シングルディスプレー構成で、CPU電圧マイナス0.05000ボルト設定の場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

CPU Vcore   Auto ----> Normal
Dynamic Vcore(DVID)   Auto ----> -0.05000V
Serial Port A   E ----> D
Soft-off by Power Button   ----> Delay 4 Sec.
Power On By Keyboard   D ----> Any key
==========

>消費電力
 アイドル状態  29ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  33ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  100~102ワット
 Prime 95 FFT実行状態  102ワット
 DVD ビデオ再生状態  38~40ワット

 (1)のダブルディスプレーの場合と比較すると、アイドル状態の消費電力が2ワット程度減少している。Prime 95実行状態の消費電力が0~2ワット程度低下している。DVD ビデオ再生状態での消費電力が2ワット程度減少している。スクリーンセーバー実行状態での消費電力は同水準。
===================

(3)シングルディスプレー構成で、CPU電圧デフォルト設定の場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

Serial Port A   E ----> D
Soft-off by Power Button   ----> Delay 4 Sec.
Power On By Keyboard   D ----> Any key
==========

>消費電力
 アイドル状態  29ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  33ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  107~109ワット
 Prime 95 FFT実行状態  109ワット
 DVD ビデオ再生状態  38~40ワット

 (2)の場合と比較すると、Prime 95実行状態の消費電力が7ワット程度増加している。アイドル状態、スクリーンセーバー実行状態、DVD ビデオ再生状態での消費電力は同水準。
====================


(4)比較

 本件PCとA6-3670K+2x2GB DDR3 1600MHz MemoryのPC(以下A6-3670)との比較。

WEI(本件PC)
 7.3、7.4、6.8、6.8、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

WEI(A6-3670)
 7.2、5.9、6.6、6.6、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

 使用してみると、本件PCの方が明らかに速い。

静止画、動画の質
 どちらも優秀。差は無い。

消費電力
 アイドル時は本件PCが明らかに低消費電力。HDD使用でも80PLUS Gold電源ならば20ワット台で収まる。A6-3670の場合20ワット台はかなり難しい。デフォルトCPU電圧では、高負荷時でも、本件PCが明らかに低消費電力。A6-3670のCPU電圧を-0.1500Vとした場合と、本件PCを-0.05000Vとした場合を比較しても本件PCのほうが僅かに低い。


 本件PCとA10-5800+ASUS F2A85-M+2x4GB DDR3 1600MHz MemoryのPC(以下F2A85-M)との比較

消費電力
 アイドル時は、本件PCが僅かに低消費電力。高負荷時でも、本件PCが明らかに低消費電力。GIGABYTEのマザーボードは、消費電力が他社製品に比べて多い傾向があるが、F2A85X-UP4に関してはあてはまらない。

電源回路の鳴き
 私が購入したF2A85X-UP4の電源回路は全く鳴かない。電源回路の鳴きがないとPCが異常に静かになるということがわかった。耳に圧迫感を感じないのが、異常に静かという感覚を与えるのだと思う。(ファンの音はもちろん聞こえる。)F2A85-Mの電源回路は普通に鳴く。(FM1ソケットのマザーボードはどれも電源回路の鳴きがうるさい。8枚購入したが、全部うるさかった。)

 
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GIGABYTE A75M-D2H + AMD A6-3670K

 2011年の10月から、AMDのFM1ソケットのマザーボードとCPU(APU)を使用したPCを使ってきた。なんだかんだで、これまでにFM1マザーボードを8枚、A8-3850を1ヶ、A6-3670Kを2ヶ購入する結果となった。現在手元に残っているFM1は一台だけで、GIGABYTEのA75M-D2HとAMD A6-3670Kの組み合わせだ。このPCについて、消費電力などを調べてみた。


<ハードウェア構成 >
==========
CPU     AMD A6-3670K
マザーボード  GIGABYTE GA-A75M-D2H(BIOS F6a)
メモリー    2x2GB DDR3 1333MHz(1.500V)/XMP 1600MHz(1.650V)
HDD     WDC WD EZEX-00RKKA0 SATA
ATAPI   PIONEER DVD-RW DVR212 SATA
パワーサプライ ANTEC EA-500D GREEN(80PLUS Bronze)
ディスプレー  1xDVI 1680x1050+1xVGA 1680x1050
PS/2 Keyboard
USB接続マウス
Windows 7 64ビット
==========


(1)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1333MHzの場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

注)EはEnabled、DはDisabledの略。以下同様。
==========

>Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)
 7.2、5.9、5.8、6.5、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

>消費電力
 アイドル状態  35ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  42ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  125~126ワット
 Prime 95 FFT実行状態  130~131ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  45~46ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  45~46ワット

注)消費電力はPC本体のものでディスプレーは含まない。計測にはサンワサプライのワットチェッカーPlusを使用した。以下同様。
====================

(2)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1333MHz、CPU Voltageを[-0.075V]設定とした場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

System Voltage Control  Auto ----> Manual
CPU Voltage  ----> -0.075V
==========

>消費電力
 アイドル状態  35ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  42ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  111~112ワット
 Prime 95 FFT実行状態  115~116ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  44~45ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  44~45ワット

 (1)の場合と比較すると、Prime 95実行状態の消費電力が、14~15ワット程度減少している。DVD ビデオ再生状態での消費電力が1ワット程度減少している。
===================

(3)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1333MHz、CPU Voltageを[-0.150V]設定とした場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

System Voltage Control  Auto ----> Manual
CPU Voltage  ----> -0.150V
==========

>消費電力
 アイドル状態  35ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  42ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  99ワット
 Prime 95 FFT実行状態  103ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  44~45ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  44~45ワット

 (1)の場合と比較すると、Prime 95実行状態の消費電力が、26~28ワット程度減少している。DVD ビデオ再生状態での消費電力が1ワット程度減少している。
====================

(4)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1600MHzの場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

DRAM E.O.C.P  Disabled ----> Profile1
==========

>Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)
 7.2、5.9、6.6、6.6、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

 (1)の場合と比較すると、グラフィックスのスコアが0.8、ゲーム用グラフィックスのスコアが0.1上昇している。GPUの処理能力はメモリー速度で変化するが、CPUの処理能力はさほど影響されないようである。

>消費電力
 アイドル状態  36~37ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  44ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  133~134ワット
 Prime 95 FFT実行状態  136~138ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  46~47ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  46~47ワット

 (1)の場合と比較すると、アイドル状態、スクリーンセーバー実行状態、DVD ビデオ再生状態での消費電力が、1~2ワット増加している。Prime 95実行状態の消費電力が、7~8ワット増加している。
===================

(5)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1600MHz、CPU Voltageを[-0.075V]設定とした場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

DRAM E.O.C.P  Disabled ----> Profile1
CPU Voltage  ----> -0.075V
==========

>消費電力
 アイドル状態  36ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  43~44ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  118~119ワット
 Prime 95 FFT実行状態  122~123ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  46ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  46ワット
==========

 (4)の場合と比較すると、アイドル状態、スクリーンセーバー実行状態、DVD ビデオ再生状態での消費電力が、1ワット程度減少している。Prime 95実行状態の消費電力が、14~15ワット程度減少している。
====================

(6)CPUスピード2700MHz、メモリースピード1600MHz、CPU Voltageを[-0.150V]設定とした場合

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

DRAM E.O.C.P  Disabled ----> Profile1
CPU Voltage  ----> -0.150V
==========

>消費電力
 アイドル状態  35~36ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  43ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  104~105ワット
 Prime 95 FFT実行状態  107~108ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  45~46ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  45~46ワット
==========

 (4)の場合と比較すると、アイドル状態、スクリーンセーバー実行状態、DVD ビデオ再生状態での消費電力が、1ワット程度減少している。Prime 95実行状態の消費電力が、19~20ワット程度減少している。
====================

(7)CPUスピード3000MHz、メモリースピード1333MHzの場合

 CPUのクロックアップと同時に、CPU電圧の低減を行っているが、0.025ボルトの低減が限界で、それを超えると正常動作しなかった。

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

CPU Clock Ratio  Auto ----> x30
System Voltage Control  Auto ----> Manual
CPU Voltage Control  Normal ----> -0.025V
==========

>Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)
 7.3、5.9、5.8、6.5、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

 (1)の場合と比較すると、CPUのスコアが0.1上昇している。

>消費電力
 アイドル状態  35~36ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  43ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  130~131ワット
 Prime 95 FFT実行状態  136~137ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  45~46ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  45~46ワット

 (1)の場合と比較すると、アイドル状態、スクリーンセーバー実行状態での消費電力が、1ワット程度増加している。Prime 95実行状態の消費電力が、5~6ワット増加している。DVD ビデオ再生状態での消費電力には変化がないようだ。
===================

(8)CPUスピード3000MHz、メモリースピード1600MHzの場合

 CPUのクロックアップと同時に、CPU電圧の低減を行っているが、0.075ボルトの低減が限界で、それを超えると正常動作しなかった。

<BIOS設定>
==========
Optimized Defaultに下記の変更を加えている。

AMD C6 Support  D ----> E
Virtualization  D ----> E
HDD S.M.A.R.T Capability  D ----> E
OnChip SATA Type  IDE ----> AHCI
OnChip SATA Port4/5 Type  IDE ----> As SATA Type
Onboard Serial Port  ----> D
Soft-off by Power Button  ----> Delay 4 Sec
USB Wake Up from S3  E ----> D
PME Event Wake Up  E ----> D
Power On By Keyboard  D ----> Any Key

DRAM E.O.C.P  Disabled ----> Profile1
CPU Clock Ratio  x27 ----> x30
CPU Voltage Control  Normal ----> -0.075V
==========

>Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)
 7.3、5.9、6.6、6.6、5.9 (CPU、メモリー、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、HDDの順)

 (1)の場合と比較すると、CPUのスコアが0.1上昇している。同様に、グラフィックスのスコアが0.8、ゲーム用グラフィックスのスコアが0.1上昇している。

>消費電力
 アイドル状態  36ワット
 スクリーンセーバー(3Dテキスト)実行状態  43~44ワット
 Prime 95 type-2 FFT実行状態  124~125ワット
 Prime 95 FFT実行状態  129~130ワット
 DVD ビデオ再生状態(VGAに表示)  46ワット
 DVD ビデオ再生状態(DVIに表示)  46ワット

 (1)の場合と比較すると、アイドル状態の消費電力が1ワット程度増加している。スクリーンセーバー実行状態での消費電力が1~2ワット程度増加している。Prime 95実行状態の消費電力が1ワット程度低下している。DVD ビデオ再生状態での消費電力が若干増加している。
===================


 この記事は、私がPCを評価する時の基準のうち、数値として簡単に出せるものをまとめたものだ。その内で、特に重要視しているのが、アイドル状態とDVDビデオ再生状態の消費電力だ。なぜなら、使用時間のうち、前記の二者の状態の割合が多いからだ。ほかにも重要視している特性が有るが、それは簡単には数値化できない。静止画の表示品質、動画の再生品質、PC操作時の応答の速さなどがそれだ。A6-3670とA75M-D2Hの静止画と動画の品質は優秀だ。応答の速度については、たぶん満足できるPCは現在のところ存在していないと思う。その観点に立てば、これで妥協できるレベルだと言うこともできる。

 冒頭にも記したが、FM1マザーボードを8枚購入した。もちろん同時に入手したわけではない。購入した順番に並べると以下のようになる。

(1)GIGABYTE A75M-UD2H
(2)BIOSTAR TA75M+
(3)ASRock A75 Pro4/MVP
(4)MSI A75A-G35
(5)ASUS F1A55-M LE
(6)GIGABYTE A75M-DS2
(7)ASUS F1A75-M
(8)GIGABYTE A75M-D2H

 このうちA75M-UD2HはA8-3850を組み合わせて使用した。TA75M+以下はA6-3670Kを組み合わせて使用した。

 使用してみればわかるが、上記のマザーボードは、みな欠陥を抱えている。デフォルト設定では、(たぶん)問題は見当たらない。ところが、BIOSの設定をいじると問題が出てくる。OCがうまくいかないとか、OCが伸びないとかいう事ではない。そういうこと以外で問題が出てくるのだ。その欠陥というのは、「バグですね」というものもあれば、「そういう仕様はないですね」という類のものもある。

 使用期間が長いのは、F1A55M-LEとA75M-D2Hで両方とも約7ヶ月使用している。F1A55M-LEは2ヶ月前に処分した。一番まともだったのが、A75M-D2Hだったということになるが、もちろんこれにも欠陥がある。それでも、他のマザーボードより良かったということになる。GIGABYTEのマザーボードが他に2枚あるが、どちらもA75M-D2Hと同程度に優秀だ。最初に購入したA75M-UD2Hは、電源回路の鳴きがひどかったので、A8-3850と一緒に処分した。数ヶ月して、A6-3670とTA75M+を購入し、再びFM1ユーザーとなったのだが、それでわかったのはFM1マザーボードはどれもこれも電源回路の鳴きがうるさいということだった。終わってみれば、最初に購入したA8-3850とA75M-UD2Hで問題なしだったということになる。

 2個目のA6-3670とF1A75-Mは同時期に購入したのだが、両方で1万1千円程度だった。文句なしの価格と性能なのだが、A10-5800を使ってしまうと色あせてしまう。レベルが違うのだ。ということで、現在手元にはA10-5800が2台ある。


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