PCの見た目は実態を反映しているのか?

 常用しているPCは二台あり、二台のディスプレーを共用している。AのPCからは、AAディスプレーとDVI接続し、BBディスプレーとVGA接続をしている。BのPCからは、AAディスプレーとVGA接続し、BBディスプレーとDVI接続している。一台のPCしか使用しないときはダブルディスプレーで、二台のPCを同時に使用するときは、適宜切り替えて使用している。そんな使い方をしていると、思わぬことに気づくことがある。

 今回の発見は、使用状況により変化するアイドル時の消費電力である。何もしていないわけだから、消費電力は同じだろうと思うのが普通だが、実際は違ったりするという話である。

 どういう事かというと、ディスプレーをシングルにしたり、ダブルにすると消費電力があれこれ変化するということなのだ。実験はWindows Vistaの32ビット版とWindows7の64ビット版でしている。


 一連の実験を始める前段階として、一台のPCに二台のディスプレーを、DVI接続とVGA接続で接続し、AMD VISION Engine Control Centerで、VGA接続のディスプレーを有効にし、DVI接続のディスプレーを無効にしておく。この状態から(1)以下の一連の実験をしている。


(1)PCを再起動すると、シングルディスプレー(VGA接続)でPCが立ち上がるので、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:37~38ワット  Win7:38ワット

(2)(1)の状態からAMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレーを拡張ディスプレーとして取り込み、ダブルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:43ワット  Win7:40ワット

(3)(2)の状態からAMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレー(拡張ディスプレー)を無効にし、シングルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:38~39ワット  Win7:38~39ワット

(4)(3)の状態から、AMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレーを拡張ディスプレーとして取り込み、ダブルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:43ワット  Win7:40ワット

(5)(4)の状態からPCを再起動すると、ダブルディスプレーでPCが立ち上がるので、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:40ワット  Win7:39~40ワット

(6)(5)の状態からAMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレー(拡張ディスプレー)を無効にし、シングルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:43ワット  Win7:38~39ワット

(7)(6)の状態から、AMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレーを拡張ディスプレーとして取り込み、ダブルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:40~41ワット  Win7:40ワット

(8)(7)の状態からAMD VISION Engine Control Centerで、DVI接続のディスプレー(拡張ディスプレー)を無効にし、シングルディスプレーにして、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:42~43ワット  Win7:38~39ワット

(9)(8)の状態からPCを再起動すると、シングルディスプレー(VGA接続)でPCが立ち上がるので、アイドル時の消費電力を測る。

 Vista:37~38ワット  Win7:38ワット


 結果はかなり興味深い。Win7の場合は結構微妙だが、Vistaのケースは分かりやすいはずだ。Vistaの場合にはAPUのグラフィックスユニットの扱いに明白な問題が存在すると指摘できる。しかしながら、その問題の所在がどこにあるのかは、はっきりしない。マザーボードは同じなのだから、Vista本体、あるいはAMDが供給しているCatalystパッケージが怪しそうであるとは言えるが、はっきり言ってしまえば分からない。別のマザーボードあるいはAPUを使って実験してみればいいのだが、そう都合よく機材があるわけではないので、それもままならない。というわけで、この実験の結果から言えることは、この組み合わせの場合、たぶんWin7のほうが多少ましかもしれないという事ぐらいだろうか。

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 使用したPCの構成
CPU     AMD A10-5800K
マザーボード  ASUS F2A85-M (BIOS 6402)
メモリー    2x2GB DDR3 1333MHz (XMP 1600MHz 1.650V)
HDD     WDC WD EZEX-00RKKA0 SATA
ATAPI   PIONEER DVD-RW DVR212 SATA
パワーサプライ ANTEC EA-500D GREEN(80 PLUS Bronze)
ディスプレー  1xVGA 1680x1050+1xDVI 1680x1050
PS/2 Keyboard
USB接続マウス
Windows Vista 32ビット
Windows 7 64ビット

 BIOSの設定(Optimized Defaultからの変更点)
Ai Overclock Tuner  ----> D.O.C.P
CPU Offset Mode Sign  + ----> -
CPU Offset Voltage  ----> 0.05000
Serial Port  E ----> D
Power On by PS/2 Keyboard  ----> Ctrl-Esc
Chassis Q-Fan Control  E ----> D
Setup Mode  ----> Advanced Mode

 DはDisabled、EはEnabledの略。
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軍備の難しさ

 『戦闘機落輪事故 とは?』という記事で、韓国の飛行場内での戦闘機の自損事故について書いたが、今回はその事故を別の観点から分析してみた。


 前記の記事で引用した、2007年2月19日の、韓国の中央日報日本語版の記事の全文を引用しておく。元記事はここだ。

『 空軍のミスで1機=1000億ウォン(約120億円)の最新鋭戦闘機F-15Kの翼が破損、軍消息筋が19日伝えたところによると、今月9日、大邱(テグ)空軍基地でF-15K1戦闘機を移動させる途中、右側のタイヤがマンホールに落ち、右側の翼が破損した。

同事故は、機尾の部分から移動させようとして、胴体を回す過程で発生した模様だ。同筋は「滑走路から格納庫まで表示されている黄色のラインに沿って、戦闘機を動かすべきだったが、ラインをはみ出して動かしていたようだ」とし「翼が完全に折れたかどうかは空軍の保安維持のため確認できない」と述べた。

戦闘機を格納庫に移す過程でタイヤがマンホールに落ちる事故はほぼ起きないというのが軍関係者の説明。空軍側は翼を修理する案をめぐって頭を悩ませているものとされる。米ボーイング社で組み立て、空中で給油を受けながら太平洋を渡ってきた事故機を米国に運べる妙策がないからだ。そのため空軍側はボーイング社に技術者の派遣を要請する案を検討中だという。』

 以前の記事では、マンホールに嵌った戦闘機という、特殊な状況に焦点を当てたが、今回はこの記事を元に、軍備とはどういうものなのかについて考えてみた。


 二番目の段落に、「翼が完全に折れたかどうかは空軍の保安維持のため確認できない」という軍消息筋の発言が引用されている。これをどう解釈するかだが、わざわざ「翼が完全に折れたかどうかは」と書いているところを見ると、ほぼ完全に折損したものと受け止めてもよいだろう。それを裏書する情報として、最後の段落の「空軍側は翼を修理する案をめぐって頭を悩ませているものとされる。」という下りがある。軽微な破損であるなら修理方法に悩むことなどあり得ないからだ。このあたりの情報は、戦闘機の自力保守能力がどの程度であるかを明らかにする情報なので、詳細を開示することはできないという話なのだが、この記事自体がその意図を裏切っているとも言える。単純な見方をすれば前述のような理解になるが、それ以上の意味があるのかもしれない。

 三番目の段落には、「米ボーイング社で組み立て、空中で給油を受けながら太平洋を渡ってきた事故機を米国に運べる妙策がないからだ。そのため空軍側はボーイング社に技術者の派遣を要請する案を検討中だという。」と記されている。今回の事故で生じた損壊を復旧する用意が韓国側には無いということを明示した文章だ。このような状況の発生、そしてこのような損壊の復旧方法について、このF-15K1戦闘機を採用する段階で、なんら考慮がなされていなかったということも示唆している。韓国には、F-15K1導入時にこの機体を組み立てる技術は無く、完成品を韓国に運ぶ為には「空中で給油を受けながら太平洋を渡って」来るしかなかった。そして2007年の時点でも、F-15K1の修理技術の習得はもちろんのこと、自力飛行以外の方法で、米国との間で輸送する手段を確立してもいなかったということが分かる。

 軍備とは難しいものだと痛感する。自国では大した修理もできない戦闘機の配備を躊躇しない、韓国の勇気には感心するが、蛮勇ではないかという気もする。

 韓国と同列に扱うのは日本の防衛産業(軍事産業ではない)関係者および自衛隊関係者には申し訳ないが、日本の場合は、米国が開発した機体をライセンス生産しているため、輸入する必要も無ければ、修理に悩むもことも無い。その代わりにライセンス生産のため割高な機体となっているというネガな部分もある。これをどう解釈するかだが、日本国が身の丈にあった自衛装備(軍備ではない)をしているのに対し、韓国は背伸びをした軍備をしていると言っても差し支えないだろう。


 韓国に対して、北朝鮮はどうだろうか。つい先日もパナマで武器を積載した北朝鮮籍の輸送船が拘束されている。2013年7月22日付のAFPニュースは、下記のように伝えている。元記事はここだ。

『【7月22日 AFP】キューバから北朝鮮へ向けてパナマ運河(Panama Canal)を通過しようとした北朝鮮籍の船からミサイル関連部品などが見つかった問題で、パナマ当局は21日、積み荷の砂糖袋の下に隠されていたコンテナから旧ソビエト連邦時代のミグ21(MiG-21)戦闘機2機を発見したと発表した。国連安全保障理事会(UN Security Council)の制裁決議で禁じられた北朝鮮への武器供与・販売に違反する可能性がある。

 キューバ政府は、パナマ当局に押収された武器類は旧式のもので、北朝鮮に修理に出しただけだと主張している。パナマのリカルド・マルティネリ(Ricardo Martinelli)大統領は、2機のミグ21には燃料が入っており、現役の機体のようだと述べた。

 国連は8月5日に査察官をパナマに派遣し、見つかった軍事物資について調査する予定だ。』

 この記事を見ると、キューバ側は修理に出したと主張しているようだが、仮にそれが北朝鮮への譲渡であったとしても、北朝鮮側に戦闘機の輸送能力があり、修理能力があるということは明らかだ。こういう観点からすると、旧式なものでは在るが、北朝鮮が身の丈にあった軍備をしているという見方を否定するのも難しい。韓国は北朝鮮に指導を仰いだほうがよいのではないだろうか。あるいは、北朝鮮に併合されたほうが更によいのかもしれない。韓国が独島等がどうたらこうたらと言っている間に、北朝鮮はロケットを開発し、核爆弾を開発し、戦闘機の修理はもちろんのことその請負までやっているわけだから、侮れない。北朝鮮の宣伝文句「北朝鮮は至高の朝鮮」があながち外れているとも思えない。金正日が韓国の大統領だったら、どうだったろうか等と考えてしまう。


 余談だが、韓流というのは、金正日の後追いなのではという気がするのだがどうだろうか。


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最近のインターネット事情

 インターネットで、あちこちのサイトをアクセスしていると、表示に時間のかかるサイトが増えてきた。大方のサイトは、すんなりと表示されるのだが、中にはまともな状態になるまで10秒以上かかるサイトもある。

 なぜ表示に時間がかかるのだろうか?一つにはそのサイトあるいはブログ自身のデータが多い場合。そして広告が多い場合。両方だと更に遅くなるということになる。

 この広告というやつが問題で、おそらく表示を遅くしている最大の原因だろう。最近の広告事情にはすさまじいものがある。例えば、海外の(英文の)PC関係のレビューサイトをアクセスすると、価格.comの広告が出てきたりする。その広告には、私が価格.comで最近クリックした製品が載っていたりする。そして見たいレビューをクリックすると、表示された新しいページには楽天の広告が出てきたりする。楽天など最後にアクセスしたのがいつか見当もつかないのにだ。

 こういった広告が、実際にはどのような手法で出されているのか、よくは知らないのだがクッキーが関係しているのは間違いない。クッキーを削除すると、少なくとも価格.comで最近クリックした製品の写真と価格が表示される等ということはなくなるからだ。

 クッキーをめぐって、自分のPCとネット上のいくつかのコンピュ-ターの間で、直接間接にあれこれデータのやり取りが行われ、それ相応の通信時間とCPUタイムを費やした上で、表示すべき広告が決定され、編集され、送信されて、表示が完了されるということになるのだろう。しかもそのやり取りが、海外のどこかとの間で行われるのだから、通信系路上のどこかがネックになっている場合もありうる。

 そんなこんなで、極端に表示が遅いサイトが出て来ているのではないだろうか。ネットアクセスのような、インタラクティブな処理では、レスポンスが重要で、応答が遅いというのはよくない。応答の平均時間ではなく、もっとも遅い場合の応答時間が短いことが重要なのだ。表示が始まるまでの時間はもちろんのこと、表示され始めたら即スクロールが出来ないようでは失格だ。先頭部分は表示されているのだが、スクロールが利く様になるまで時間がかかるというサイトが時々ある。

 問題は、どこがネックなのかがはっきりしないことだ。現用のPCはAMDのA10-5800を使用したものなのだが、これが片棒を担いでいるのかもしれないという可能性を排除できないのだ。これが例えばIntelの4770であったら、一般人が使用するものとしては最速といって差支え無いから、此方で打つ手は無いということでお終いなのだが、A10-5800だとそういう訳にはいかないのが悩みの種だ。とはいえ、Intelの4770に替えたとしても、4770はGPUがお粗末なので、更にグラフィックスカードを追加しようなどと考え始めるのは目に見えているのだが。

 2年前にはAMD 250eというA10-5800よりかなり遅いCPUを使っていたが、当時は前記のような極端に遅いケースは無かったと思う。あのような広告がいつ頃から目立ち始めたのか記憶に無いのだが、どうにかならないものだろうか。


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戦闘機落輪事故 とは?

 だいぶ前の話になるが、2007年2月19日に韓国の中央日報日本語版が『空軍のミスでF-15K翼が破損』という記事を掲載している。元記事はここだ。記事の冒頭を引用すると『空軍のミスで1機=1000億ウォン(約120億円)の最新鋭戦闘機F-15Kの翼が破損、空軍が修理方法について頭を悩ませている。軍消息筋が19日伝えたところによると、今月9日、大邱(テグ)空軍基地でF-15K1戦闘機を移動させる途中、右側のタイヤがマンホールに落ち、右側の翼が破損した。』ということになる。

 この事故は、マンホールの蓋が外れていてそこに着陸脚を落としてしまったという事だと思っていた。ところが念のために調べてみたところ、2007年3月24日の朝鮮日報に後日談が掲載されていることがわかった(URLはttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/24/20070324000019.htmlだったらしいが、すでに記事は削除されているようで、元記事は確認できない。)その記事が紹介されているのはここだ。そこに元記事らしいものが引用されているのだが、その一部を引用すると『政府の消息筋は23日、「空軍が事故発生地点の地盤を調べた結果、自然に陥没したのではなく、マンホール周辺のセメント注入工事で手抜きがあったため、F‐15Kの重量(13トン)に耐え切れずに陥没したものと考えられる。地面が陥没した場所は排水路の終端部分で、航空機の移動路にあたるためセメントで舗装されているが、板の上にセメントで舗装するなどの手抜き工事が原因で陥没した可能性が高い」と語った。』ということになる。

 常識的には、蓋が外れたマンホールへ向かって進むなんてありえないが、この手の笑えない話が多い韓国のことだから、そういうこともあるのかなどと思っていたが、そういう事ではなかった。とは言うものの、本当の事故原因は「手抜き工事」だというのだから、あきれてしまう。落とし穴に脚を取られ、手をついたら怪我をしてしまったというところだろうか。


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