エボラ出血熱 米国の2州 検疫強化 隔離

 YOMIURI ONLINEに、『エボラ対策、入国後最大3週間強制隔離…米2州』という見出しの記事が出ていた。日付は、2014年10月25日 13時05分となっている。記事のURLは、2014年10月25日 13時05分 だ。

 『西アフリカ3か国(リベリア、シエラレオネ、ギニア)でエボラ出血熱の治療にあたった全ての医療関係者について、ニューヨーク州のジョン・F・ケネディ国際空港と、ニュージャージー州のニューアーク国際空港から入国する際、医療施設に隔離したり、自宅からの外出を禁止したりする。期間は最大21日間。』などという内容で、ニューヨーク州とニュージャージー州独自の検疫強化を報じている。

 この件に関連したニュースを、msnニュースが『西アフリカから帰国の米看護師、隔離で「犯罪者扱い」と当局批判』という見出しで報道している。記事のRULは、http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e8%a5%bf%e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%8b%e3%82%89%e5%b8%b0%e5%9b%bd%e3%81%ae%e7%b1%b3%e7%9c%8b%e8%ad%b7%e5%b8%ab%e3%80%81%e9%9a%94%e9%9b%a2%e3%81%a7%e3%80%8c%e7%8a%af%e7%bd%aa%e8%80%85%e6%89%b1%e3%81%84%e3%80%8d%e3%81%a8%e5%bd%93%e5%b1%80%e6%89%b9%e5%88%a4/ar-BBbgqm6 だ。記事の冒頭部分を以下に引用しておく。

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【10月26日 AFP】西アフリカでエボラ出血熱患者の治療にあたり、帰国後に隔離されている米国人の看護師が25日、まるで「犯罪者」のように扱われたとして、自身に対する空港などの対応を厳しく批判した。

 緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」の職員としてシエラレオネで活動していたケーシー・ヒコックス(Kaci Hickox)さんは24日、米ニュージャージー(New Jersey)州のニューアーク・リバティー国際空港(Newark Liberty International Airport)に到着。現在はエボラウイルスの潜伏期間とされる21日が経過するまで、病院で隔離されている。
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 まるで犯罪者のような扱いだ、と記されているが、それはあたっているのだろうか。日本では、犯罪の容疑で逮捕されると、3日以内に起訴しなかった場合、釈放するか、拘留請求をして裁判所の判断を仰がねばならない。裁判所が拘留を認めた場合、その期間は最長でも25日だ。その期間内に、起訴するかどうかの判断をすることになる。

 さて、ニューヨーク州とニュージャージー州の場合だが、その手続きはどのようなものなのだろうか? 行政の裁量権の範囲内として処理されるのか、それとも司法判断を(たとえ形式的であったとしても)仰いだ上で隔離するのだろうか? 隔離といえば隔離だが、拘束されているわけだし、軟禁されているわけでもある。それが最長で21日というのは、問題なしということにはならない。場合によっては、犯罪者扱いどころではなく、犯罪者以下の扱いということにもなりかねない。

 msnニュースの記事の末尾には、『病院に到着後の検温ではヒコックスさんの体温は平熱に戻っており、エボラウイルスの感染を調べる血液の初期検査でも陰性だった。』とある。(部分引用によるミスリードを避けるため、元記事を参照されたい。)すでに、人道問題といってよいだろう。

 話は変わるが、ニューヨーク州、ニュージャージー州とも、死刑を廃止している州だ。ニュージャージー州の死刑廃止の背景のひとつに、死刑のコスト高があった。打算で死刑廃止に持ち込むのも、いかがなものかと思うが、隔離処置の根拠もコスト問題ということなのだろうか。

 個人的には、ニューヨーク州とニュージャージー州の隔離処置には賛成だ。ただし、非人道的処置であることを公に認めたうえで実行するのならば、という条件付だ。それがないのなら、隔離などすべきではない。


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エボラ出血熱 治療 妥当性

 ロイターのサイトに、『一部の米病院、エボラ患者の治療中断を検討』という記事が載っていた。日付は、2014年 10月 23日 12:48 JST となっている。記事のURLは、http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0IC08F20141023 だ。以下にその一部を引用しておく。

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インタビューによると、一部の病院は、治療を行うべき事例、行うべきでない事例について明示した初のガイドライン作成に動いている。

エボラ熱患者の受け入れをめぐっては、現場の医師らの間でも懸念が広がっている。倫理専門家の元には、自分に危険が及ぶ場合でも治療する職業上の義務があるのか、問い合わせの電話が増えているという。
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 個人個人で、考え方は様々だ。結果として、上記の記事のような話も出てくる。

 今のところ、エボラ熱の流行は、西アフリカの3カ国に限られていて、先進国では感染者が発生してはいるが、まだ流行という状況ではない。米国では、空港を通過した後に米国内で体調を崩し、エボラ熱と判明したものが2名いる。そのうちの1名はすでに死亡しているが、その患者からは2次感染者が2人出ている。もう1人の感染者は、10月23日に、ニューヨーク市内の病院で検査を受け陽性となった医師で、ギニアからニューヨークのケネディ国際空港に10月17日に到着している。

 この程度の状況では、エボラ熱の感染者の扱いについては、あからさまな意見の対立は、まだ出てこないだろう。しかしながら、現在の西アフリカのような状況下では、前記の記事にあるような観点について、明確にすべき時期を迎えているのではないだろうか。この手の話題は、人道にかかわるところで難しいのだが、エボラ熱の感染の拡大の原因のひとつに、この辺りが関係している。

 先進国でも感染が拡大しだすと、それを阻止するのは困難だろう。いずれ、人道問題が浮上してくる。そして、否応もなく、人道と、人類の生存を、天秤にかけることになる。人間らしく滅びていくのか、それとも人道を捨てるのかという選択だ。

 エボラ熱との戦いで、分があるのは人道的立場にこだわらない国々だろう。論点は単純だ。エボラウィルスは敵だ。では、エボラウィルスを体内で増殖させている人間は、敵なのか、それともそうではないのか。前者を選んだ国あるいは地域が、生き残る可能性が高いと思う。

 仮に人間すべてが、ある個体のクローンで意識を共有していたとしたら、かれらはエボラ熱の感染者を殺処分するのをためらわないだろう。手術で癌を取り除くというような行為ということになるからだ。そして、生物としての人類は、地球上のすべての人間の集合なわけだが、この観点からすると、悪性の腫瘍を手術で取り除くことをためらう理由はない。

 こんな話と、ロイターの記事の中の話は、同類だ。米国で、こういった議論が始まっているというのは朗報だ。キリスト教的思考と相容れないようにも思えるのだが、自己防衛のための銃器の所持を容認する国ということを考えれば、当然というべきなのだろうか。

 中国は2013年に、2400人の死刑を執行したというニュースが流れていた。それとは対照的に、死刑を廃止した国家もある。死刑さえ容認できない国々は、難しい立場に立つことになるだろう。


 エボラ熱ワクチンが間に合えば、問題はそこまで深刻にならないかもしれない。エボラ熱対策の本質は、罹患者の治療にあるのではなく、感染の拡大阻止にある。治療より、防疫を優先すべきで、開発途上のワクチンに過剰な期待は禁物だ。徹底的な防疫を迅速に行う。これしかないだろう。


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エボラ出血熱 ワクチンなど

 エボラ出血熱のワクチンの開発が進んでいるようだ。

 Bloomberg.co.jpは、2014年9月25日に、『エボラ熱抑制、ワクチンへ期待高まる-WHO当初重点置かず 』という記事を出している。記事のURLは、http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCHGP16K50Y601.html だ。この記事では、英製薬大手グラクソ・スミスクラインとWHOの間でかわされた、エボラ熱ワクチンにかかわるやり取りが、記されている。以下は、記事のなかの、ワクチンの開発にかかわる部分だ。

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現時点では承認薬がなく治験薬が不足する中、ワクチンは感染拡大防止に向けた最も期待される対策の一つとなっている。このためワクチン開発を行う少数の製薬会社には圧力がかかっており、各社は経営資源をシフトさせ他のプロジェクトを後回しにし、数百万ドルを投じて開発にしのぎを削る。グラクソと米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、早ければ来年1月にもアフリカで試験投与するため実験的ワクチン数千回分を準備している。
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 msnニュースは、2014年10月21日に、『エボラ熱の未承認ワクチン、来年から数万人が利用開始=WHO』という記事を出している。記事のURLは、http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%a8%e3%83%9c%e3%83%a9%e7%86%b1%e3%81%ae%e6%9c%aa%e6%89%bf%e8%aa%8d%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%80%81%e6%9d%a5%e5%b9%b4%e3%81%8b%e3%82%89%e6%95%b0%e4%b8%87%e4%ba%ba%e3%81%8c%e5%88%a9%e7%94%a8%e9%96%8b%e5%a7%8b%ef%bc%9d%ef%bd%97%ef%bd%88%ef%bd%8f/ar-BBatNh4 だ。『来年1月から数万人の人が未承認ワクチンの投与を受けられるとの見通しを示した。』などと記されている。


 日本経済新聞のWeb刊は、2014年10月21日に、『エボラ熱、WHOが血清治療導入 ワクチン治験も拡大』という記事を出している。記事のURLは、http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM21H2P_R21C14A0FF1000/ だ。血清については、『世界保健機関(WHO)は21日、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱について、回復した患者の血清を治療に使える態勢を数週間以内にリベリアで整えると発表した。』と記している。ワクチンについては、『 ワクチンの治験は米国などで少人数を対象に行われてきたが、効果と安全性を確認できるデータを得られるよう規模を拡大する。英グラクソ・スミスクラインなどが開発したものはスイス西部ローザンヌで250人のボランティアを募る。カナダ公衆衛生庁が開発した別のワクチンはWHOが各国と連携しスイス、ドイツ、ガボン、ケニアで治験を実施する。』などと伝えている。


 ワクチンは、治療薬ではなく、予防のための薬(の類)だ。量的に限りがあるから、当初は現場の医療関係者などから、投与を始めるようだ。医療関係者が損耗すれば、事態の収拾は更に遠のくので、当然だろう。防疫の関係者、死体の処理の関係者なども、優先的に投与すべきだろう。

 ワクチンを投与すると、体内に抗体ができる。当然できるまでは時間がかかる。抗体ができると、その病気にかかりにくくなる。同様に、エボラ熱から治癒した人間も抗体を持っている。その抗体を使うのが、血清治療ということになる。事前と事後、自力と他力とでもいうべきだろうか。血清治療で治癒する感染者が増えたとしても、感染の拡大阻止には、あまり効果がないかもしれない。というのは、血清治療を受けるものは、すでに医療の下におかれていて、他者に感染させる可能性が低いからだ。同様に、医療関係者へのワクチン投与も、感染拡大の阻止には関係しない。防護服を着ているとみなしてよいからだ。

 ワクチンが、感染拡大の阻止に寄与するとしたら、防護服などを着ていない人間に、広範囲にわたって投与してゆく必要がある。WHOはワクチン投与で状況が改善するとみているようだが、それが実現するのは来年の1月などではなく、もっと先の話だろう。血清治療に関してはすでに記したが、アビガンやその他の治療薬あるいは治療薬候補も、感染の拡大阻止には、おそらく、ほとんど寄与しない。結局のところ、徹底的に隔離を進める、あるいは死体や汚物の処理、あるいは消毒を徹底的にやる以外にない、と思うところだ。


 WHOは、おそらく、無能だ。エボラ熱の拡大を阻止した実績のあるナイジェリアに教えを請うべきだろう。あるいは、トヨタ(自動車メーカーのトヨタのことだ)に改善を指導してもらうのもよいかもしれない。有能なシステム屋の介入が不可欠だと思うのだが、どうだろうか。


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エボラ出血熱 アビガン追加生産

 富士フイルムは、2014年10月20日、『「アビガン®錠200mg」のエボラ出血熱向け生産について』というニュースをリリースした。内容は、以下のとおりだ。


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「アビガン®錠200mg」のエボラ出血熱向け生産について


2014年10月20日

富士フイルム株式会社


 富士フイルム株式会社(社長: 中嶋 成博)は、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」(*1)(一般名:ファビピラビル、以下「アビガン錠」)をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的とした追加生産を決定しましたのでお知らせいたします。

 「アビガン錠」は、富士フイルムグループの富山化学工業株式会社が開発した抗インフルエンザウイルス薬であり、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されています。これまでに、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱患者複数人に対し、緊急対応として投与されました。これらは、緊急搬送先の政府機関および医療機関から「アビガン錠」提供の要請があり、日本政府と協議の上、応えたものです。

 11月中旬よりフランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定です。この臨床試験に対して、当社は「アビガン錠」と薬剤情報提供の要請を受け、フランス、ギニア、日本の関連当局と連携し協力していきます。本臨床試験で「アビガン錠」のエボラ出血熱に対する効果並びに安全性が認められた場合は、より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれます。当社は、現時点で2万人分の錠剤を有し、原薬としてさらに30万人分程度の在庫を保有しています。今後、さらなる臨床使用が進む場合に備え、エボラ出血熱向けとしての「アビガン錠」の生産を11月中旬より行います。感染規模がさらに拡大した場合においても十分な量を継続的に供給可能とするため、追加生産により備えておくべきと判断いたしました。

 日本政府は、感染が広がるエボラ出血熱に対して、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しています。富士フイルムは、日本政府と協議しながら、感染者のいる各国からの要請に応えていきます。


*1 : 「アビガン®錠200mg」:
富山化学工業株式会社が開発した薬剤で、日本で抗インフルエンザウイルス薬として平成26年3月に薬事承認を取得している。
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 このニュースリリースでは、「エボラ出血熱向け生産について」と明示されている。どうやら、エボラ熱の治療に、アビガンが有効であるとの手ごたえを感じているのだろう。


 さかのぼると、10月6日のニュースリリースでは、フランスでアビガンの投与を受けた女性が治癒して退院したこと、ドイツでも治療目的でアビガンの投与が始まったことが記されていた。くわえて、以下のような声明が、その末尾に記されていた。

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 また、フランス政府とギニア政府が、11月よりギニアで、エボラ出血熱に対する「アビガン錠」の中規模の臨床試験を実施することを検討しており、当社に薬剤の提供について協力依頼がありました。今後、日本政府、フランス政府、ギニア政府と協議しながら協力していく予定です。

 日本政府は、感染が広がるエボラ出血熱に対して、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しています。このような中、富士フイルムは、フランスやドイツのみならず複数の国、機関などから「アビガン錠」の提供要請を受けており、今後、日本政府と協議しながら、対応を検討していきます。
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 10月20日に、報道各社から、おおむね以下のような内容の記事が出されている。
 
「10月6日にエボラ熱の感染が確認され、スペインのマドリードの病院で、治療を受けていた看護師が、快方に向かったと、スペイン政府が発表している。スペインの新聞エル・ムンドは、アビガンが投与されたと報じている。」

 この件などが、富士フイルムのニュースリリースで言及されている、「複数の国、機関などから「アビガン錠」の提供要請」に応じた結果のうちのひとつなのだろう。

 エボラ熱の治療目的で、アビガンの投与が始まったのは、9月16日でフランスでのことだった。この患者はすでに退院している。10月4日には、ドイツで投与が開始されている。この患者については、今のところ続報は見かけていない。スペインの事例については、正式な発表の類は、今のところないようだ。

 それでも、保有している30万人分の原薬から、エボラ熱向けとして、アビガン錠を生産する必要があると判断したのだろう。



 話は変わるが、中国が開発したJK-05という薬がある。この薬については、東洋経済ONLINEが、エボラ熱の治療薬あるいはその候補について扱った記事で、以下のように記している。記事のURLは、http://toyokeizai.net/articles/-/47687 だ。

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 専門家会議後に開かれた会見で、ある記者は、「中国で開発されたJK-05という新薬は臨床試験も完了しているようだが、これについてWHOは議論をしたのか」と質問した。JK-05とは、9月1日付の中国紙『人民網』が、中国軍事医学科学院の微生物流行病研究所が5年かけて開発し、中国人民解放軍の審査に合格し軍隊特需薬品として認められたと報じているものだ。

 この質問に対し、WHOのキーニー事務局長補は、「その薬剤は日本のT-705、ファビピラビルと同じ分子である。ファビピラビルについては議論を重ねた」と答えた。その上で、「ファビピラビルは確かに有望な新薬だ。ただし、培養されたエボラ出血熱ウイルスにおける有効性が、試験管内で示されただけである。投与の優先度を考えうるに足りるデータがそろい次第すぐに検討する」とも話した。
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 同じ薬が、日本と中国で、違う呼称で、創られているということなのだが、どういうことなのか?

 このJK-05については、ロイターも『中国製薬会社がアフリカにエボラ治療薬を供給、臨床試験も』という見出しで、報道している。記事のURLは、http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPKCN0I50LG20141016 だ。記事の冒頭部分を引用しておく。

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[上海 16日 ロイター] - 中国の製薬会社、四環医薬(0460.HK: 株価, 企業情報, レポート)は、アフリカでエボラ出血熱への対応を支援している中国の援助関係者向けに、エボラ熱治療薬「JK─05」を供給した。同社の幹部が16日、ロイターに明らかにした。

Jia Zhongxin最高執行責任者(COO)によると、アフリカに供給された治療薬は数千回分で、必要であれば、さらに提供する可能性があるという。

同社の幹部、Huo Caixia氏は「援助関係者がすでに治療薬を持って行っている。(援助関係者の間で)エボラ熱が発症した場合に使用できる」と述べた。
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エボラ出血熱 死者数、感染者数の変遷

 WHOが発表している、エボラ熱による死者数、感染者数を、日付を追ってまとめてみた。数字は報道各社の記事から拾い出した。死者数などの右の「日々 約+2.30%」といった数字は、今回の集計日と、前回の集計日の間、死者などの毎日の増加率が一定であるとして計算した1日毎の増加率。その更に右の「最終日の増加数 71人程度」といった数字は、日々の増加率から求めた、集計期間の最後の1日に増加した死者などの数。



(1)全世界での死者数

 09月13日 2461人
 09月23日 3091人   日々 約+2.30%  最終日の増加数 71人程度
 10月08日 4033人   日々 約+1.78%  最終日の増加数 75人程度
 10月12日 4493人   日々 約+2.73%  最終日の増加数 120人程度
 10月14日 4555人   日々 約+0.68%  最終日の増加数 31人程度
 10月19日 4877人   日々 約+1.37%  最終日の増加数 66人程度
 10月23日 4922人   日々 約+0.22%  最終日の増加数 11人程度
 10月27日 4920人   リベリアの集計の誤りの反映で減少した。
 10月29日 4951人   日々 約+0.31%  最終日の増加数 15人程度
 11月02日 4818人   シエラレオネの集計を見直した結果減少した。
 11月04日 4960人   日々 約+1.46%  最終日の増加数 71人程度
 11月09日 5160人   日々 約+0.79%  最終日の増加数 40人程度
 11月11日 5177人   日々 約+0.16%  最終日の増加数 8人程度
 11月16日 5420人   日々 約+0.92%  最終日の増加数 49人程度
 11月23日 5689人   日々 約+0.69%  最終日の増加数 39人程度


(2)全世界での感染者数

 09月13日  4985人
 09月23日  6574人   日々 約+2.80%  最終日の増加数 182人程度
 10月08日  8399人   日々 約+1.64%  最終日の増加数 143人程度
 10月12日  8997人   日々 約+1.73%  最終日の増加数 154人程度
 10月14日  9216人   日々 約+1.20%  最終日の増加数 111人程度
 10月19日  9936人   日々 約+1.51%  最終日の増加数 148人程度
 10月23日 10141人   日々 約+0.51%  最終日の増加数 51人程度
 10月27日 13703人   日々 約+7.81%  最終日の増加数 993人程度
 10月29日 13567人   ギニアの集計を見直した結果減少した。
 11月02日 13042人   シエラレオネの集計を見直した結果減少した。
 11月04日 13268人   日々 約+0.86%  最終日の増加数 113人程度
 11月09日 14098人   日々 約+1.22%  最終日の増加数 170人程度
 11月11日 14413人   日々 約+1.11%  最終日の増加数 158人程度
 11月16日 15145人   日々 約+0.99%  最終日の増加数 149人程度
 11月23日 15935人   日々 約+0.72%  最終日の増加数 115人程度


(3)(2)-(1)(死亡していない感染者数)

 09月13日 2524人
 09月23日 3483人   日々 約+3.27%  最終日の増加数 111人程度
 10月08日 4366人   日々 約+1.51%  最終日の増加数 69人程度
 10月12日 4504人   日々 約+0.78%  最終日の増加数 35人程度
 10月14日 4661人   日々 約+1.72%  最終日の増加数 79人程度
 10月19日 5059人   日々 約+1.65%  最終日の増加数 82人程度
 10月23日 5219人   日々 約+0.62%  最終日の増加数 32人程度
 10月27日 8783人   日々 約+13.89%  最終日の増加数 1071人程度
 10月29日 8616人   ギニアの集計を見直した結果減少した。
 11月02日 8224人   シエラレオネの集計を見直した結果減少した。
 11月04日 8308人   日々 約+0.50%  最終日の増加数 42人程度
 11月09日 8938人   日々 約+1.47%  最終日の増加数 129人程度
 11月11日 9236人   日々 約+1.65%  最終日の増加数 150人程度
 11月16日 9725人   日々 約+1.07%  最終日の増加数 99人程度
 11月23日 10246人   日々 約+0.74%  最終日の増加数 76人程度


(4)リベリアの死者数

 09月13日 人
 09月23日 1830人
 10月08日 2316人   日々 約+1.58%  最終日の増加数 36人程度
 10月12日 2458人   日々 約+1.49%  最終日の増加数 36人程度
 10月14日 2484人   日々 約+0.52%  最終日の増加数 13人程度
 10月19日 2705人   日々 約+1.71%  最終日の増加数 45人程度
 10月23日 2705人   日々 約+0.00%  最終日の増加数 0人程度
 10月27日 2413人   集計に誤りがあったとして訂正された。
 10月29日 2413人   日々 約+0.00%  最終日の増加数 0人程度
 11月02日 2697人   日々 約+2.82%  最終日の増加数 73人程度
 11月04日 2766人   日々 約+1.27%  最終日の増加数 34人程度
 11月09日 2836人   日々 約+0.50%  最終日の増加数 14人程度
 11月11日 2812人   集計が下方修正された。
 11月16日 2964人   日々 約+1.05%  最終日の増加数 31人程度
 11月23日 3016人   日々 約+0.24%  最終日の増加数 7人程度


(5)シエラレオネの死者数

 09月13日 人
 09月23日 0605人
 10月08日 0939人   日々 約+2.97%  最終日の増加数 27人程度
 10月12日 1183人   日々 約+5.94%  最終日の増加数 66人程度
 10月14日 1200人   日々 約+0.71%  最終日の増加数 8人程度
 10月19日 1259人   日々 約+0.96%  最終日の増加数 12人程度
 10月23日 1281人   日々 約+0.43%  最終日の増加数 5人程度
 10月27日 1500人   日々 約+4.02%  最終日の増加数 58人程度
 10月29日 1510人   日々 約+0.33%  最終日の増加数 5人程度
 11月02日 1070人   集計を見直した結果減少した。
 11月04日 1130人   日々 約+2.76%  最終日の増加数 30人程度
 11月09日 1169人   日々 約+0.68%  最終日の増加数 7人程度
 11月11日 1187人   日々 約+0.76%  最終日の増加数 9人程度
 11月16日 1250人   日々 約+1.03%  最終日の増加数 12人程度
 11月23日 1398人   日々 約+1.61%  最終日の増加数 22人程度


(6)ギニアの死者数

 09月13日 人
 09月23日 0648人
 10月08日 0778人   日々 約+1.22%  最終日の増加数 10人程度
 10月12日 0843人   日々 約+2.02%  最終日の増加数 21人程度
 10月14日 0862人   日々 約+1.12%  最終日の増加数 9人程度
 10月19日 0904人   日々 約+0.95%  最終日の増加数 8人程度
 10月23日 0926人   日々 約+0.60%  最終日の増加数 5人程度
 10月27日 0997人   日々 約+1.86%  最終日の増加数 18人程度
 10月29日 1018人   日々 約+1.04%  最終日の増加数 10人程度
 11月02日 1041人   日々 約+0.56%  最終日の増加数 5人程度
 11月04日 1054人   日々 約+0.62%  最終日の増加数 6人程度
 11月09日 1142人   日々 約+1.61%  最終日の増加数 18人程度
 11月11日 1166人   日々 約+1.04%  最終日の増加数 12人程度
 11月16日 1192人   日々 約+0.44%  最終日の増加数 5人程度
 11月23日 1260人   日々 約+0.79%  最終日の増加数 9人程度


2014年10月25日 10月19日分と23日分を追加。
2014年11月2日 10月27日分と29日分を追加。
2014年11月9日 11月2日分と4日分を追加。
2014年11月14日 11月9日分を追加。
2014年11月15日 11月11日分を追加。
2114年11月21日 11月16日分を追加。
2114年11月28日 11月23日分を追加。


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