RYZEN 5の4コア製品は2+2コアなのか?

 AnandTechで、RYZEN 5の新情報が記事になっている。記事のURLは、http://www.anandtech.com/show/11202/amd-announces-ryzen-5-april-11thだ。


 中でも興味深いのは、6コアのRYZEN 5は3+3コアで、4コアのRYZEN 5は2+2コアであるというくだりだ。詳細はAnandTechの記事で確認できる。


 以下は、新情報を追加した価格情報だ。

1600X 3.6/4.0 6C(3+3C)/12T L3 16MB $249 ¥30800x1.08

1600 3.2/3.6 6C(3+3C)/12T L3 16MB $219 ¥27800x1.08

1500X 3.5/3.7 4C(2+2C)/8T L3 16MB $189 ¥23800x1.08

1400 3.2/3.4 4C(2+2C)/8T L3 8MB $169 ¥20100x1.08

 1500XのL3キャッシュが16MBで、1400が8MBであることに疑問を感じるが、冒頭で紹介した記事ではそうなっている。


 1600XはTDPが95ワットで、その他は65ワット。1600XにはCPUクーラーが付属しない。1600、1500XのCPUクーラーはWraith Spireで、1400のものはWraith Stealthだ。


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AMD RYZEN 1500X とはどの程度のものなのか?

 wccftechというサイトの記事に、RYZEN 7 1800Xをコア数を4に、L3キャッシュを8MBに制限したうえで、4GHzにOCしてCINEBENCH R15を実行した場合のスコアが出ていた。記事のURLは、https://wccftech.com/amd-ryzen-4-core-benchmarks-intel-core-i7-7700k/だ。

 そのスコアは、シングルが163cbで、マルチが885cbとなっていた。


 このスコアから、RYZEN 5 1500XのCINEBENCH R15のスコアの期待値を計算してみた。

 1500Xは4C/8Tで、クロックが3.5/3.7GHzというスペックだ。


 先の4GHzの1800Xのスコアを、1500Xのクロックに換算すればいいわけだが、シングルにはターボ時のクロックを、マルチにはベースクロックを使用する。


 シングル 150cb (163*(3.7/4))

 マルチ 774cb (885*(3.5/4))

 比率 5.1倍 (774/150)


 比較のためにi7 6700Kとi7 4790KのスコアをPC Watchの記事から引用しておく。記事のURLは、http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/715220.htmlだ。


i7 6700K 4C/8T L3キャッシュ8MB 4.0/4.2GHz

 シングル 180cb マルチ 871cb 4.8倍

i7 4790K 4C/8T L3キャッシュ8MB 4.0/4.4GHz

 シングル 178cb マルチ 849cb 4.7倍


 1500Xのストックでは、4790K、6700Kには及ばない。

 4GHzまでOCすれば、シングルでは下回り、マルチでは上回る。

 計算上の話だから、実際にどうなのかとは別の話だ。


 ただ、RYZENがマルチスレッドよりなのは確かだろう。Core iシリーズと、FXシリーズの中間に位置する感じだろうか。


 今更だが、RYZENを先に出し、FXをそのあとに出すのが正解だったのではというのが、個人的な感想だ。


 個人的に使用してるFX-8320EのCINEBENCH R15のスコアは以下の通りだ。

 シングル 93cb マルチ 513cb 比率 5.5倍

 1500Xのストックの期待値と比較すると、価格対比では、シングルでは下回り、マルチでは上回る。



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AMD RYZEN 5 は4月11日に発売

 RYZEN 5が2017年4月11日に発売される。


1600X 3.6/4.0 6C/12T $249 ¥30800x1.08

1600 3.2/3.6 6C/12T $219 ¥27800x1.08

1500X 3.5/3.7 4C/8T $189 ¥23800x1.08

1400 3.2/3.4 4C/8T $169 ¥20100x1.08


 現在(2017/3/17 21時)の為替は1ドルが113.11円。


 1600XはTDPが95ワットで、その他は65ワット。1600XにはCPUクーラーが付属しない。

 4C/8T製品のクロックが低いのが目に付く。とりわけ1400が1600より低クロックに設定されているのに違和感を感じる。

 4C/8T製品のクロックを上げると、6C/12T製品との差別化が難しいのだろうか?



 RYZEN 7の価格は以下の通り。


1800X 3.6/4.0 8C/16T $499 ¥59800x1.08

1700X 3.4/3.8 8C/16T $399 ¥46800x1.08

1700 3.0/3.7 8C/16T $329 ¥38800x1.08


 1800X、1700XはTDPが95ワットで、1700は65ワット。1800Xと1700XにはCPUクーラーが付属しない。



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Windows10のRYZEN認識に誤りあり?

 『Windows 10はAMD Ryzenの論理コアを正しく認識できず、性能が下がる?』という話がある。記事のURLは、http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1048913.htmlだ。


 それに対して、反証を提示しているサイトもある。記事のURLは、https://www.pcper.com/reviews/Processors/AMD-Ryzen-and-Windows-10-Scheduler-No-Silver-Bulletだ。

 PC PERSPECTIVEというサイトで英文だ。

 記事の内容は、Windows10のRYZENの認識に誤りはない、というものだ。


 このWindows10のスケジューラー問題は、Windows10では性能が低下するが、Windows7ではそうならないので、Windows10に問題があるのではといった発想なのだが、このサイトの記事にあるように、OS側にはこれといった問題はないはずだ。

 問題はOS側にではなく、アプリケーション側にあると考えるのが妥当なのではないだろうか。

 マイクロソフトもそこまでうかつではないはずだ。



 話は変わるが、この記事の注目点は、上記の話ではない。

 記事の後半に、Intelの8コアCPUと、RYZENの1800Xの違いがよくわかる画像が二枚掲載されているのだ。

 Intelのものが単純な8コアであるのに対して、RYZEN 1800Xは、AMDの発表通り、4+4コアの8コアだという構造的な違いがあるのだが、それがどのようなところに影響してくるのかがよくわかる画像なのだ。

 一見の価値のある画像であることは間違いない。先に示したPC PERSPECTIVEの記事のURLでアクセスしてみるといいだろう。


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RYZENのレビュー記事を読んでみた。

 RYZENのレビューが多数公開されている。

 どれも似たような内容なのだが、4Gamer.netに面白いデータが載っていた。

 記事のURLは、http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170302065/だ。


 それは、CINEBENCH R15のスコアなのだが、RYZEN 7 1800Xのシングルコアと16スレッドだけではなく、8スレッドの場合についてもスコアがでているのだ。


(1)RYZEN 7 1800X(3.6/4.0/4.1(?)GHz 8C/16T)の場合。

 シングルコア 161cb

 8スレッド 1098cb {6.81(1098/161)}

 16スレッド 1615cb {10.0(1615/161) 1.47(1615/1098)}

注)cb値は記事からの引用で、{}内はこちらで計算。以下同様。


(2)Core i7 6900K(3.2/3.7/4.0GHz 8C/16T)の場合。

 シングルコア 160cb

 8スレッド 1123cb {7.01(1123/160)}

 16スレッド 1487cb {9.29(1487/160) 1.32(1487/1123)}


 1800Xと6900Kを比較するのは、クロックが違うので無理があるが、8スレッドと16スレッドの比率の比較は的外れではないだろう。

 6900Kは1.32倍で、HTによる処理能力の増加は30%程度などと言われていることとほぼ一致する。

 1800Xでは、これが1.47倍となっている。

 卵が先か、鶏が先かというもので厄介な話なのだが、1800Xは1物理コアを1スレッドで使用するときの効率が6900Kより低い、あるいは2スレッドで使用する場合の効率が6900Kより高いということだろう。

 AMDのSMTは、処理能力を45%程度増加させる、とみてもよいはずだ。



(3)Core i7 7700Kの場合。

 シングルコア 197cb

 8スレッド 983cb {4.98(983/197)}


(4)Core i7 6700Kの場合。

 シングルコア 185cb

 8スレッド 913cb {4.93(913/185)}


(5)FX-9590の場合。

 シングルコア 112cb

 8スレッド 721cb {6.43(721/112)}


 (1)から(5)のデータは4Gamer.netの記事からのものだが、下記の(6)のデータは手持ちのPCで算出したものだ。

(6)FX-8320Eの場合。

 シングルコア 94cb

 8スレッド 517cb {5.5(517/94)}


 1800Xの処理能力は8320Eの約3倍だ。RYZENのSMT付きの4コア製品は1.5倍くらいになるのだろうか。

 仮にそうであるとしたら、SMTなしの4コア製品は、8320Eやi5 4670とほぼ同程度の処理能力ということになる。


 RYZENの価格が安いという評判だが、既存のFXシリーズと比べれば処理能力比ではほぼ同価格で、消費電力は2/3程度というところではないだろうか。



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